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農林水産物の輸出 金額で前年比1割以上伸びる
記事提供元:エコノミックニュース
農林水産物の輸出への取り組みが注目されはじめる中、農林水産省が平成22年農林水産物等の輸出実績(速報値)をまとめた結果、輸出額は4921億円と前年より10.5%増の伸びを見せた。
輸出先の73.6%はアジア圏で、次いで北米(15%)、ヨーロッパ(7.1%)になっていた。国別では香港が最も多く1210億円(全体の24.6%)、次いでアメリカの686億円(13.9%)、3位に台湾(609億円、12.4%)、4位に中国(555億円、11.3%)、5位に韓国(462億円、9.4%)が入っていた。
農水省では「円高傾向が継続する等、輸出を取り巻く状況は依然厳しいが、農林漁業者をはじめとする関係者の取り組みの結果、平成19年以来の輸出増加」としている。
内訳では、農産物が2865億円で前年比8.7%増、林産物が106億円で13.6%増、水産物が1950億円で13.1%の増になっていた。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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