【銘柄診断】中山福は3Q業績が減収益転換し利益確定売りが交錯しもみ合う

2011年1月31日 15:24

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

★3月通期業績の純利益は、小幅ながら連続の過去最高更新を見込む

  中山福 <7442> は、寄り付きの2円高から3円安の600円と続落するなど前週末終値を挟んでもみ合いを続けている。

  前週末28日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算を発表、減収減益転換したことから利益確定売りが増勢となり、下値では内需関連の割安修正買いも交錯している。

  3Q業績は、前年同期比1%減収、5%経常減益、6%純益減益と落ち込み、期初予想の3月通期対比の利益進捗率も71-70%と目安の75%を下回った。

  ダイニング用品は続伸し、キッチン用品は「タジン鍋」を含む土鍋類が順調に推移するなど売れ筋商品を開発、販売を強化したが、企業業績の悪化、雇用情勢の落ち込みなどで個人消費が低迷、サニタリー用品、収納用品などが伸び悩んだことなどが要因となった。

  3月通期業績は、引き続き販売増強、経費削減に努めるとして期初予想を変更せず、純利益は、13億8900万円(前期比1%増)と小幅ながら連続の過去最高更新を見込んでいる。

  株価は、節約志向・内食回帰のデフレ関連の割安株として高値を追い、今年1月20日には昨年来高値609円まで買われた。利益確定売りが続く下値では、PER8倍台、PBR0.7倍の割安修正買いが再燃する展開も想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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