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【銘柄診断】SMKは3Q利益の低進捗率が響き利益確定売りで急反落
★増減マチマチで着地
SMK <6798> は26日、28円安の435円まで売られて3日ぶりに急反落し、終値は17円安の446円だった。
25日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算を発表、増減マチマチで着地し、昨年10月に下方修正した3月通期業績に対して低利益進捗率にとどまったことから利益確定売りが先行している。
同社株は、昨年10月の業績減額で窓を開けて昨年来安値336円まで急落したが、スマートフォン関連人気で大きく底上げしていた。
3Q業績は、前年同期比1%減収、0.8%経常増益、3%純益減益となり、通期業績対比の利益進捗率は、60-52%と目安の75%を下回った。
FC事業部で北米スマートフォン向けの需要が旺盛でスイッチの売り上げが高水準を継続したが、CS事業部で、携帯電話とテレビゲーム機向けの市況が低迷、円高の影響を受けたことなどが要因となった。
3月通期業績は10月の下方修正値を変更せず、純利益は23億円(前期比23%増)と見込んでいる。
株価は、利益確定売りとPER13倍台の割安訂正買い、スマートフォン関連株人気が交錯するなか妥当着地点を探ろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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