アンチ・オープンソース本、マイクロソフトの影

2011年1月22日 14:00

印刷

記事提供元:スラド

  eggy 曰く、

 ハーバード・ビジネス・スクールのJosh Lerner教授とロンドン・スクール・オブ・エコノミックスのMark Schankerman教授は、共著「The Comingled Code」でオープンソースの無料プログラムを使用しても必ずしも市販ソフトウェアより安く済む訳ではないと述べている(本家/.記事より)。
オープンソースソフトウェアを導入する企業は従業員に新たな操作を習得させ、既存のソフトウェアと連携させる必要があるので、最終的に費用がかさんでしまうという主張だ。

マイクロソフトがオープンソースを脅威に感じていることは既知のことであるが、両氏はそのマイクロソフトの研究所から資金援助を受けている。マイクロソフトからの縛りは受けていないと主張しているようだが、どうもマイクロソフトの影を感じずにはいられない。

 スラッシュドットのコメントを読む | マイクロソフト | オープンソース

 関連ストーリー:
2001 年:「Linux は癌」→ 2010 年:「オープンソース大好き」 2010年08月25日
Linus氏曰く「マイクロソフト嫌悪は『病気』」 2009年07月28日
世界初のオープンソース専門保険登場、ただし対象は企業のみ 2005年11月03日
BSAに家宅捜索されてオープンソースユーザになった社長の話 2003年08月22日
オープンソース採用によるTCO削減は3% 2003年08月05日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事