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【銘柄診断】トーソーは戸建て住宅持ち直しを受けカーテンの需要回復が顕著
■業績好転鮮明な出遅れ銘柄
トーソー <5956> が再び高値奪回を目指す動きとなりそう。同社はカーテンレールやブラインド、ロールスクリーン等の窓周り製品を製造、販売しているインテリアメーカー。
住宅ローン減税や住宅エコポイント制度等の住宅に関する景気刺激策の効果もあり、戸建住宅(持家及び分譲戸建)については持ち直しの動きが継続している。
窓の数が多い戸建て住宅の回復は同社にとって大きなプラス要因となるうえ、昨年7月~9月は猛暑の影響もあり窓周り商品の需要が喚起された。
また、商品面でもデザイン性の高い装飾性カーテンレール「レガートプリモ」や、近時住宅で装着率の高まっている壁に取り付けハンガーや絵画を掛けられるピクチャーレールを売り込むなど、新製品を投入し売上げ増につなげている。このため2011年3月期の営業利益は6億円(前期2億4200万円)と大幅増益が見込まれている。
商品サイクルの短期化に対応して差別化商品の開発をスピード重視で取り組み対応力を高めていく方針で、2012年3月期についても増益確保の方向が予想される。住宅関連株強調の中で株価の出遅れが目立っており、見直し買いを呼び込む局面が近そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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