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頭が良くても「酷い従業員」とは?
cheez 曰く、
ベンチャーキャピタルAndreessen HorowitzのジェネラルパートナーであるBen Horowitz氏のブログエントリ「頭のいい人が酷い従業員であるとき(When Smart People are Bad Employees)」が本家/.で話題になっている。
Horowitz氏はこのブログエントリにて、頭は良くても従業員としては最悪という人材の3つの例を挙げている。
まずは「異教徒」とも呼ぶべきタイプ。会社では様々なプロジェクトや戦略が並行しており、中には上手くいっていないものもあって当然である。このタイプは上手くいっていないものを改善する道を探るのではなく、「上層部がバカばっかりで、この会社には未来はない」といったスタンスを取るという。根本的に反抗的な資質をもっているのか、正当な評価を受けていると感じておらず鬱憤が溜まっているのか、もしくは単に幼稚で未熟なのかは分からないが、このタイプの資質と頭の良さが組み合わさるとなかなか破壊力が大きいとのこと。
次に「当てにならない」タイプが挙げられている。このタイプは本気になれば大きな成果を出す力があるにも関わらず、一貫した姿勢で仕事に取り組まないため周りからは信頼されない。この種の人は自己破壊的な資質を持っていたり、アルコールや薬物問題を抱えていたり、他社の仕事を請け負ったりしていたりしている可能性があり、どんなに高い能力を持っていたとしてもチームとしての働きを求める企業としては役に立つ人材ではない。
3つ目のタイプとして挙げられているのは「大馬鹿野郎」。これは特に、人や物事を罵倒しまくるといったコミュニケーション能力の低い人を指しているようだ。会社が大きくなると、コミュニケーションがどんどん重要になってくる。頭が良くても「大馬鹿野郎」な人はどこにでもいるが、特に上層部に「大馬鹿野郎」がいる場合、深刻なコミュニケーション不全を生み会社の崩壊さえも危ぶまれるようになるとのことだ。
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