モンハン最新作をクラックした中国人ハッカー、ネットで個人情報を晒されて脅迫される

2010年12月22日 12:30

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記事提供元:スラド

  hylom 曰く、

 12 月 1 日に発売された PSP 向けゲーム「モンスターハンターポータブル 3 (MHP3)」のクラック用パッチを作成した中国人ハッカーが、ネットで個人情報などを晒される「身分晒し刑」こと「人肉捜索」を受けたそうだ。その理由はゲームをクラックしたからではなく「パッチをすぐに公開しなかったから」(ASCII.jp の「中国リアル IT 事情」より) 。

 MHP3 のデータは発売日前日の 11 月 30 日にすでにネットに流出、その日のうちに「大神」なるハッカーによってクラック用パッチが作成されたという。大神氏は「発売から 7 日間はパッチを公開しない」というポリシーを持っていたため、パッチの公開は行わなかったのだが、それに反発したユーザーが大神氏を叩き、個人情報を見つけ出して掲示板などに公開、パッチ公開を迫ったという。

 これにより大神氏はゲームのクラックから身を引くことを宣言、「クラッカーを尊重することは、ゲームを尊重することだ」と述べたという。

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