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屋外LEDイルミネーションイベント、整流器の発火で中止。防止策は?
記事提供元:スラド
青は徳島だが、赤と緑の LEDは・・・ 曰く、
近年、冬季の街路樹に電飾をつけて年末からクリスマスの街並を光で彩るイベントが広まっているが、今年25周年を迎えた仙台のSENDAI光のページェントで、今年から環境に配慮して電球から発光ダイオード(LED)に全面切り替えしたところ(交直変換用の)整流器でショートによる火災が起こり、15日からイベントを中断しているとのこと(asahi.comの記事)。安全確認と原因追求のため、全面再開ははやくて20日の見通しだそうだ。
SENDAI光のページェントは、仙台市中心部の青葉通と定禅寺通のケヤキ並木に電飾を巻きつけて点灯するイベントで、運営資金の半分以上を企業の寄付金と街頭などの募金で賄う市民ボランティアで開催する例としては日本では先駆例である。当初は電球を用いその発熱や重量が冬季休眠中のケヤキに及ぼす影響などが危惧されてもいたが、昨年度 1/3を LEDに置き換え、今年度からは開催時期を早めて全てを LED化した。LED化に際しては、従来の冷たい感じのする LEDに日亜化学と協力して電圧を調整することによって柔らかな色調にした“仙台色LED”を昨年開発(2009年12月の河北新報記事(ウェブ魚拓))、価格は高いが軽量で消費電力が 1/10という樹木への負担が軽減されるという長所も期待されていた。
今後、類似のイベントでも電球から LEDへの置き換えが広まるであろうことが予想される中、気になる事故である。LEDの導入に詳しい電気・電機の方も /.Jにおられると思いますが、実行委員会に何かアドバイスございませんでしょうか。
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