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[時間管理]完ぺき主義をやめる
どの部分が100%の正確性を必要としているのか、またどの部分が期限通りに終わらせることのほうが重要なのかを理解することが大切です。[写真拡大]
何事においてもベストを望むことや最大限力を尽くすことは素晴らしいことです。しかし、完ぺき主義者にまでなってしまうとやがて生産性を損なってしまうようになります。理由は単純で、私たちが望む通りすべてのことをするには十分な時間がないからです。時には「そこそこ」で満足すべきです。
ある程度のクオリティで終わらせたら潔く手を放すことで、細かいことに執着するよりも多くの成果を達成することに貢献しますので、ここでは、仕事を締めくくって次に取り掛かるためのティップスを紹介します。
<自己診断する>
もしあなたがこの記事をまだ読んでいるなら、あなたが過去に完璧主義の傾向を持つことを認識していた可能性があります。自分自身に問いかけてみてください。他の人はいつもあなたより先に仕事を終わらせていますか?それほど重要ではない細かいことのために頭を抱えて悩むことはありますか?もしこの質問への回答がイエスなら、取り組んだほうがいいことがあります。
<明確な期限を設ける>
完璧主義を打破するための簡単な方法の一つが、プロジェクトを終わらせるまでの妥当な期限を決めることです。そして、それを固守しましょう。時間が来たら仕事を提出して、次にとりかかります。これを繰り返していくうちに、本当に手直しすることが必要なのはどういう場合か、そして、重要ではないことに意識を奪われ過ぎてしまっているのがどういう時なのか認識できるようになります。
<フィードバックを求めて、後は置いておく>
このプロセスでは、自分の上司や同僚などにあたなの仕事のクオリティに大きな違いが感じられるかどうか聞いてみます。あなたが依然として良い仕事をしているという評価を受けたならば、小さな不完全さは置いておいて、物事をもっと手早く終わらせることを学びましょう。
<完ぺき主義を完全には捨てない>
もちろん、人生の中には、完璧主義的な性質が良い方向に働く部分もあります。例えば、もしあなたが心臓内科医であれば、ほとんどの患者はあなたが物事を正しく行おうと努力することに賛成するはずです。しかし、自分の個人的な生活また仕事において、どの部分が100%の正確性を必要としているのか、またどの部分が期限通りに終わらせることのほうが重要なのかを理解することが大切です。この違いを話せるようになることが、あなたの生産性にとって最も重要なことかもしれません。
※この記事はKey Organization Systems提供の記事を財経新聞が日本向けに翻訳・編集したものです。
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