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イギリスのブラウン前首相、「UFOハッカー」Gary McKinnon氏を救おうとするも失敗
記事提供元:スラド
eggy 曰く、
WikiLeaksの公電暴露により、イギリスのブラウン前首相が2009年8月に、ハッカーGary McKinnonがイギリスで実刑判決を受けられるようLouis Susman英駐米大使に直接訴えていたが、拒否されていたことが明らかにされた(guardian.co.uk記事より)McKinnonは、アスペルガー症候群であり、2001から2002年にかけて米国政府のコンピューターシステムに入り込み機密情報をハッキングしたことを認めてはいるものの、UFOの事実を探していただけだと主張している(/.Jの記事)。
Susman大使はクリントン長官に、「ブラウン氏が大使との一対一の会談で『McKinnonは罪状を認め、意見陳述で後悔の念を示すが、英国で禁固刑に処する』という司法取引を提言。ブラウン氏はMcKinnonの病状では米国の施設に収容されたならば自殺したり自らを傷つける可能性があると心配する世論に言及した」と報告していたとのこと。また、Susman大使はEric Holder司法長官を通して、ホワイトハウスにブラウン氏の要求を伝えようとしたようだが、進展はなかったという。
キャメロン現首相も世論に押される形で、McKinnonを本国に送還するよう要求しているが、米国の堅い態度は変わらないようだ。
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アメリカ V.S. UFO ハッカー 2010年06月14日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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