Kryptosの最後の暗号、ヒントが発表される

2010年11月30日 10:17

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記事提供元:スラド

  headless 曰く、

 CIA本部に設置された彫刻作品「Kryptos」に記された4つの暗号のうち、最後の暗号を解読するためのヒントを作者のジム・サンボーン氏が発表した。暗号の残された97文字のうち、64文字目から69文字目の「NYPVTT」を解読すると「BERLIN」になるのだという。暗号は4枚の銅板のうち、左の2枚に記されており、右の2枚はキーとなるヴィジュネル方陣が記されている。最初の3つの暗号は公表後9年の間に解読されたが、最後の暗号は20年経過した現在でも解読されておらず、最も有名な未解読暗号の1つといわれている。(New York Timesの記事)

サンボーン氏は「暗号を解読した!」という連絡が多く、家にまで訪ねてくる人もいて、いささかうんざりしているそうだ。そのため、暗号を解読した(と思った)ら家を訪ねたりせず、問い合わせ用のWebフォーム(KriptosClue.com)を利用するようにしよう。なお、Webフォームからの送信は暗号化されていない。

ちなみに、CNN.co.jpの記事CNN.comの記事を翻訳したもののようだが、「無作為に並ぶ文字による暗号文が打ち抜かれている」となってしまっている。これでは何年かけても解読できそうにない。

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