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産総研、バイオブタノールの高効率の精製技術を開発
記事提供元:スラド
jonykatz 曰く、
産業技術総合研究所の研究チームが、エタノールと比較して発熱量が大きいことからポストバイオエタノールとして期待があるバイオブタノールの効率が高い精製技術を開発したらしい(プレスリリース)。
高いアルコール選択透過性をもつシリカライト分離膜を合成し、膜分離法(浸透気化法)によって、1%の低濃度ブタノール水溶液から82%という高濃度ブタノールの回収を実現したそうだ。従来の分離法に比較すると、50~70%ほどエネルギー投入量が少なく済むそうである。
ブタノールはエタノールよりも発熱量が26%高く、ガソリンに近いため、既存のガソリン用のパイプラインやガソリンエンジンがそのまま使えるといった利点があるとのことで、これからに期待できるかもしれない。
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