AppStore で小説の海賊版を販売中

2010年11月11日 11:00

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記事提供元:スラド

  headless 曰く、

 村上春樹氏や東野圭吾氏などの小説が無断で電子書籍化され、AppStore で販売されている (asahi.com の記事) 。

 実際に検索してみると、「村上春樹全集」「東野圭吾作品集」「大江健三郎作品集」などといった分かりやすいタイトルの中国語版電子書籍がヒットする (「樹」「東」は簡体字で入力する必要がある。実際に検索してみる場合はこれらの文字を抜かして入力すればいい) 。

 AppStore で公開するアプリの審査には 1 週間かかるが、著作権の判断は難しく時間がかかるなどの理由で確認していないのだという。記事では著作権の侵害についてのみ言及しているが、これは著作権者とアプリ作者だけの問題ではない。海賊版を売りつけられたユーザーも大きな不利益を被ることになる。事前の審査がある以上、海賊版を排除するための努力もしてもらいたいものだ。

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