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2012年、日本開催決定 WTTC会議
記事提供元:エコノミックニュース
観光に関する主要分野の民間企業を世界規模でカバーする唯一の機関として知られるWTTC(世界旅行ツーリズム協議会)のグローバルトラベル&ツーリズムサミットが2012年4月に日本で開催されることが正式に決まった。馬淵澄夫国土交通大臣が9日、発表した。
WTTCは「世界のツーリズム関連企業のトップ約100人で構成される民間の非営利団体で、国際会議の規模の大きさから観光分野のダボス会議と称されている」(観光庁)。
会議には国際機関や各国政府、国内外の経済団体、メディア関係者ら約1000名が参集する。
日本も同会議の開催地に立候補し、働きかけをしてきたが、今年9月、奈良で行われたAPEC観光担当大臣会合の際、馬淵大臣がWTTCのバウムガーテン理事長と会談し、招致を働きかけてきた。
馬淵大臣は「こうした事も功を奏した」と言い、「訪日外国人3000万人プログラムを始め、観光立国に向け政府全体で強力に取り組みを進める中、この会議の日本開催決定は意義深い」と語るとともに、「これを契機に訪日外国人の誘致や観光関連投資の促進等につなげていきたい」との考えを示した。
会議は2012年4月中旬に都内のグランドプリンスホテル新高輪「国際館パミール」を会場に開催される予定。
(編集担当:福角忠夫)
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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