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とあるAndroid向けメッセンジャーアプリ、ユーザー数増加で携帯電話ネットワークを落とす
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、
本家/.にて、携帯電話キャリアがネットワーク品質保持のために端末やアプリケーションをどこまで制限できるのか、ということが議論になっている。
携帯電話キャリアT-Mobileが米連邦通信委員会(FCC)に提出した訴えによると、Android用のとあるインスタントメッセージアプリケーションによって、一都市の携帯電話ネットワークがダウンしたという。訴えによるとこのアプリケーションには頻繁なリフレッシュ機能が搭載されており、これがネットワークダウンの原因となったとのこと。
このアプリケーション、開発時のWiFiテスト環境では問題なかったものの、人気アプリとして実際に多くのユーザによって使われるようになるとネットワークに膨大な負荷をかけた模様。ある端末ではデータ利用量が1200%増加したという数字も報告されている。
また、T-Mobileのネットワークでは30万のjailbreakされたiPhoneが利用されており、これらの端末もデータ利用量の急増を引き起こし問題となっていると同社は主張している。
T-Mobileはこれらの事例を挙げ、ネットワークの品質保持のためにもキャリアにはネットワーク上の端末やアプリケーションを規制するべきであると主張しているそうだ。
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