全国主要百貨店 販売面で厳しい1年浮き彫りに

2010年10月15日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 帝国データバンクが全国主要百貨店92社(2009年度総売上高約6兆3500億円)の経営実態調査を行った結果、2009年度の業況は売上高の前期比減収企業が76社と全体の82.6%を占めたことが分かった。14日、発表した。

 帝国データバンクは「販売面で厳しい1年であったことが浮き彫りとなった」としている。

 調査は2008年度(2008年4月期~2009年3月期)、2009年度(2009年4月期~2010年3月期)の過去2期の決算内容(単体ベース)を分析したもの。

 その結果、「5大系列」以外の「その他」の企業の半数超が赤字で、「東北」「中国」「四国」では半数近くの企業が2期連続の赤字になったことが分かった、としている。
(編集担当:福角忠夫)

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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