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JR池袋駅にダイドーブレンドコーヒーの自販機ブースが出現
かつて、駅構内の商業施設と言えば、いわゆる「立ち食いそば」や「駅売店」などの小規模施設が中心であったが、近年では、駅構内の商業施設は次々と拡充されており、「エキナカビジネス」の多様化がすすんでいる。
多くの人々が利用する「エキナカ自販機」についてもイノベーションの動きが高まっており、JR東日本ウォータービジネスでは、品川駅にマーケティング頭脳を搭載した次世代自販機を設置したほか、「エキナカ自販機」専用商品を発売するなど、様々な取り組みをすすめている。集客力の大きい「エキナカ自販機」は、安定した売上が見込めると同時に、広告宣伝の効果も期待できることから、これをビジネスチャンスととらえるメーカーも多く現れてきた。
このようななか、ダイドードリンコ <2590> は、「エキナカ自販機」を活用した認知度向上と売上アップを狙い、9月1日?30日までの1ヶ月間、JR線の首都圏エリアの駅を中心に、発売35周年を迎えパッケージをリニューアルした同社の主力商品「ダイドーブレンドコーヒー」と、ブレンドコーヒーシリーズの新商品「ダイドーブレンドスペシャル[微糖]」の積極的な広告戦略に打って出る。
首都圏山手線を中心にJR40駅のエキナカ自販機側面に、ダイドーブレンドコーヒーの大型商品ステッカーを貼付し、正面にはパネル、ベンダーサンプルを強調ステッカーで囲う広告を展開。また、1日平均乗降客数が約54万人を誇るJR池袋駅の山手線5-6番ホームにJR東日本ウォータービジネスが展開する情報発信型自販機スペース「mediacure(メディアキュア)」を、2商品のステッカーでラッピングした自販機ブースが登場。さらに、JRの車内モニター「トレインチャンネル」でも、9月20日よりダイドーブレンドコーヒーCMが放映されるなど、首都圏を中心としたJR東日本営業展開エリア全体での2商品の認知度アップを狙う。
秋は業界各社とも缶コーヒー商戦が激化する時期ではあるが、看板ブランドである「ダイドーブレンドコーヒー」が発売35周年を迎える同社の意気込みは例年以上だ。今回のブレンドコーヒーシリーズのリニューアルとラインナップ拡充を前面に押し出し、同社ブランド缶コーヒーの認知度向上と売上アップ、更なる商品アピールを目的に、新たな手法・戦略で攻撃的な広告展開を仕掛けていく。
(編集担当:宮園奈美)
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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