『STAR WARS ゼロ・カンパニー』海外レビューで高評価、戦闘中のクラッシュ報告には注意

2026年8月27日 17:17

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記事提供元:Tech Times

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2026年8月27日にPC、PlayStation 5、Xbox Series X|S向けに発売されるターン制戦略ゲーム『STAR WARS ゼロ・カンパニー』の海外レビューが公開された。戦術システムや物語を高く評価する声が相次ぐ一方、レビュー版では戦闘中のクラッシュやテクスチャの表示遅延なども報告されている。安定性を重視するプレイヤーは、発売後のアップデート情報を確認したい。

■戦術システムと物語を高く評価

『STAR WARS ゼロ・カンパニー』は、Firaxis Gamesで『XCOM』シリーズなどに携わった開発者が参加するBit Reactorのデビュー作だ。Respawn Entertainment、Lucasfilm Gamesと共同で開発し、Electronic Artsが販売する。

PC Gamerは100点満点中90点を付け、『Star Wars: Knights of the Old Republic』や『Star Wars: TIE Fighter』と並ぶ作品になったと評価した。Game Informerは10点満点中8点とし、『XCOM』と共通する戦術ゲームとしての手応えを取り上げている。

TechRaptorも、戦術システムの中核とカスタマイズ要素、複雑さを備えた物語や登場人物を評価し、10点満点中9点を付けた。Windows Centralは、ターン制戦術とシネマティックな物語を組み合わせた作品として高く評価している。

各レビューの評価には幅があるものの、部隊運用を中心とする戦術面と、「Star Wars」の世界を生かした物語が、本作の主な強みとして挙げられている。

■レビュー版ではクラッシュや表示不具合も

Empire誌は、本作を「見事とまではいかないが堅実な戦術ゲーム」と評価する一方、レビュー版で複数の技術的問題を確認した。同誌によると、テクスチャのポップイン、ムービー中のキャラクターモデルの乱れ、操作やカメラの問題に加え、戦闘中にゲームがクラッシュし、その戦闘の進行が失われることがあったという。

PC Gamerも、レビュープレイ中に2回のクラッシュと、セーブデータの再読み込みを必要とするグラフィック上の問題を報告している。ほかのレビューでも、テクスチャのポップインやミッションの再開を要する問題、画面停止などが指摘された。

戦闘中の未保存の進行が失われる問題は、個々の判断や部隊員の生存が重視される本作では影響が大きい。パーマデスを有効にしたプレイでは、キャラクターを生還させるために積み重ねた行動をやり直すことにもなり得る。

これらの報告は主に発売前のレビュー版に基づく。EAは一般的な不具合への対処としてゲームと各プラットフォームを最新の状態へ更新するよう案内しているが、発売後の環境で各問題がどの程度残るかは、配信されるアップデートや実際の動作状況を確認する必要がある。

■クローン戦争末期を描くターン制戦略ゲーム

本作の舞台はクローン戦争末期だ。プレイヤーは元共和国軍士官のホークスとなり、傭兵部隊「ゼロ中隊」を率いる。部隊は共和国情報部から依頼を受け、分離主義勢力と関係する集団「インフィニット・コイル」と、その背後で広がる脅威を調査していく。

ホークスは外見や種族、戦闘面の専門分野などをカスタマイズできる。部隊にはクローン・トルーパー、ジェダイ・パダワン、マンダロリアン、密輸業者、アストロメクなど、異なる背景と能力を持つ工作員が加わる。

キャンペーンは物語主導で進み、開発側はプレイ時間の目安を30~40時間としている。ミッション間には三人称視点で作戦拠点を探索し、仲間との会話や部隊の強化を行うパートが用意されている。戦闘時には、見下ろし型のターン制戦術画面へ移行する。

■3ポイント制が生む柔軟な部隊運用

ゲームの基本構造は、少人数の部隊を率いて遮蔽物や位置関係を利用する『XCOM』系のターン制戦術ゲームに近い。ミッションの合間には作戦拠点を管理し、工作員の能力や装備、部隊構成を整える。

特徴の一つが、移動や攻撃、アビリティに使用する行動ポイントだ。各キャラクターには原則として1ターンにつき3ポイントが与えられ、移動と各種行動が同じポイントから消費される。

すべてのポイントを移動に使って有利な位置を確保することも、移動と攻撃を組み合わせることもできる。状況に応じて複数のアビリティをつなげる選択肢もあり、ポイント配分がターンごとの判断を左右する。

共に戦った工作員同士には絆が形成され、特定の組み合わせで戦闘上の相乗効果が得られる。一方、関係がライバルへ発展する場合もあり、部隊内の人間関係が戦闘に影響する。工作員を失えば、その人物が築いてきた関係や能力も失われるため、個々の部隊員を生存させる意味がシステム上でも強調されている。

マップの形状は固定されているが、敵の配置には変化が加えられる。同じ地形でも敵の位置や状況が一定とは限らず、過去の攻略手順をそのまま再現するだけでは対応できない設計となっている。

■「Star Wars」とターン制戦術の組み合わせ

Bit Reactorの共同創設者Greg Foertsch氏は、ターン制戦術ゲームがニッチなジャンルだという見方に挑むことが開発上の目標だと説明している。本作では戦術ゲームの仕組みに加え、三人称視点の拠点探索、物語を軸にした導入、コントローラーでの操作など、幅広いプレイヤーが入りやすい構成を採用した。

レビューでは、ジェダイや共和国軍の中心人物だけに焦点を当てず、銀河の周縁で活動する傭兵部隊を主人公にした点も評価されている。工作員同士の関係や、各人物が抱える過去を戦術システムと結びつけることで、部隊員の生死が物語上の重みを持つ。

本作がターン制戦術ゲームのプレイヤー層をどこまで広げられるかは、発売後の販売実績や継続的な評価によって判断されることになる。公開時点のレビューは、その前提となる戦術システムと物語について、おおむね好意的な評価を示している。

■日本では通常版8400円、デラックス版9800円

公式の日本語表記は『STAR WARS ゼロ・カンパニー』で、日本向けのPlayStation 5版とXbox Series X|S版は2026年8月27日発売と案内されている。日本での通常版価格は8400円、デラックス版は9800円だ。

デラックス版には、「共和国グランド・アーミー」装飾アイテムパックと「シャドウ・コレクティヴ」装飾アイテムパック、武器セットのテーマ5種が収録される。通常版とデラックス版のいずれにも早期アクセス権はなく、発売日は共通となる。

海外でのPC通常版価格は49.99ドル、デラックス版は59.99ドル。1ドル159円で単純換算すると、それぞれ約7950円、約9540円となる。PC版はSteam、Epic Games Store、EA appで提供される。

Limited Run Gamesでは、299.99ドルのコレクターズエディションも扱われる。電子式サーマル・デトネーター、スチールブック、デスクマットなどが付属するが、日本からの購入条件や送料などは販売ページで確認する必要がある。

本作はシングルプレイヤー作品で、オンライン対戦や協力プレイには対応しない。発売直後からプレイする場合は、ゲーム本体と各プラットフォームの更新を適用したうえで、技術的不具合に関する最新情報を確認するのがよいだろう。

■注目ポイントQ&A

●発売直後に購入する価値はありますか?

海外レビューでは、戦術システムや物語、「Star Wars」らしい雰囲気が高く評価されています。一方、発売前のレビュー版では戦闘中のクラッシュや表示上の不具合も報告されました。安定性を重視する場合は、発売後のアップデート情報や利用する機種での動作報告を確認してから判断するのが安全です。

●XCOMシリーズとの主な違いは何ですか?プレイ経験は必要ですか?

少人数の部隊、遮蔽物、作戦拠点、パーマデスといった基本構造は『XCOM』シリーズに近いものです。本作では、移動と攻撃、アビリティを共通の行動ポイントで管理する仕組みや、工作員同士の絆とライバル関係、三人称視点の拠点探索が加えられています。物語を通じて仕組みを学べる設計のため、『XCOM』の経験は必須ではありません。

●報告されているクラッシュはパーマデスの記録を消去するのですか?

確認されているのは、クラッシュによって進行中だった戦闘の未保存部分が失われる問題です。セーブデータ全体や、確定済みのパーマデス記録が消去されるとまでは確認されていません。ただし、戦闘をやり直すことで結果が変わる可能性があり、部隊員の生存を重視するゲームでは無視しにくい問題です。

●本作はターン制戦術ゲームを一般層に広げられますか?

レビューでは、戦術ゲームとしての基盤に加え、シネマティックな物語、三人称視点の探索、コントローラー対応などが評価されています。幅広い層を意識した設計ですが、実際にジャンルのプレイヤー層を拡大できるかは、今後の販売実績や継続的な評価によって明らかになります。

元記事: Star Wars Zero Company Reviews Call It Best in Franchise; Crashes Can Erase Permadeath Progress

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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