ASUS ROG、フルHDで720Hz駆動する24.5型OLEDゲーミングモニター CS2メジャー公式機材に

2026年8月27日 17:06

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記事提供元:Tech Times

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ASUSのゲーミングブランドROG(Republic of Gamers)は、フルHD解像度で最大720Hzのリフレッシュレートに対応する24.5型OLEDゲーミングモニター「ROG Swift OLED PG259QWS Ace」を発表した。2026年11月からシンガポールで開催される「PGL CS2 Major Singapore 2026」の公式モニターとして採用される。日本国内での発売時期や価格は発表されていない。

■フルHDで最大720Hzに対応

ROG Swift OLED PG259QWS Aceは、1920×1080ピクセルのフルHD解像度を維持したまま、最大720Hzで駆動する競技向けモニターだ。ASUSは同製品を、発表時点で世界最速のOLEDゲーミングモニターと位置付けている。

従来のASUS製27型モデルには、QHD解像度で最大540Hz、解像度をフルHD相当に切り替えることで最大720Hzに対応する製品がある。新モデルは24.5型のネイティブフルHDパネルを採用し、解像度を切り替えずに720Hzを利用できる点が特徴となる。

720Hzでは、画面の更新間隔は約1.39ミリ秒となる。リフレッシュレートを生かすには、PC側がゲームを高いフレームレートで描画できることも必要だが、動きの速い競技タイトルでは表示更新の間隔を短縮し、動く対象を追いやすくする効果が期待できる。

■Tandem WOLEDで高輝度と高速応答を両立

PG259QWS Aceは、TrueBlack Glossyコーティングを施したTandem WOLEDパネルを搭載する。Tandem OLEDは発光層を積層し、発光に必要なエネルギーを分散させる構造で、従来型のOLEDに比べて輝度、電力効率、耐久性を高めやすい。

主な仕様は、応答速度0.02ミリ秒、HDRピーク輝度1700ニト、DCI-P3色域カバー率99.5%、10ビット表示、色差Delta E 2未満。HDR10とDolby Visionにも対応する。可変リフレッシュレート機能としてAMD FreeSync PremiumとNVIDIA G-SYNC Compatibleをサポートし、映像入力にはDisplayPort 2.1 UHBR20とHDMI 2.1を備える。

OLEDの高速な画素応答と720Hzの表示更新を組み合わせることで、残像感の少ない映像表示を狙う。360Hzから720Hzへの移行による競技成績への影響は、プレイヤーやゲーム、PCの描画性能などにも左右されるため、リフレッシュレートだけで一律に評価できるものではない。

■24.5型OLEDのAceシリーズは4モデル

ROGの24.5型OLEDゲーミングモニターは、Tandem WOLEDモデル2機種とRGB QD-OLEDモデル2機種の計4機種で構成される。

最上位の「ROG Swift OLED PG259QWS Ace」は720Hz、応答速度0.02ミリ秒、HDRピーク輝度1700ニトに対応する。「ROG Strix OLED XG259QWPG Ace」は同じTandem WOLEDパネルを採用し、最大540Hz、応答速度0.02ミリ秒、HDRピーク輝度1700ニトとなる。

RGB QD-OLEDを採用する「ROG Strix OLED XG259QDPG Ace」は最大560Hz、「ROG Strix OLED XG259QDNS Ace」は最大360Hzに対応する。両モデルの応答速度は0.03ミリ秒、HDRピーク輝度は1800ニトで、HDR10をサポートする。

海外ではPG259QWS Aceが1099ドル、XG259QWPG Aceが699ドルで、2026年第4四半期初頭に投入されると報じられている。1ドル159円で単純換算すると、それぞれ約17万5000円、約11万1000円となる。RGB QD-OLEDモデルの価格と発売時期、日本での4モデルの発売予定は明らかになっていない。

■RGB QD-OLEDモデルは反射対策を強化

XG259QDPG AceとXG259QDNS Aceは、RGBストライプ型のサブピクセル配列を採用する。一般的な三角形状のサブピクセル配列と比べ、文字や細い線の輪郭に色が付いて見える現象を抑え、ゲーム以外のデスクトップ用途でも文字を見やすくする狙いがある。

両モデルには「BlackShield Film」とアンチグレア・低反射コーティングが施されている。ASUSによると、明るい環境で知覚される黒の深さを最大40%高めるほか、パネル表面の硬度を従来比2.5倍に向上させるという。大会会場など周囲の照明が強い場所で、映り込みを抑えながらOLEDのコントラストを保つことを想定している。

■大会会場で設定を再現する機能

Aceシリーズは、プロ選手や大会運営会社からのフィードバックを基に、異なる会場や機材でも普段の設定を再現しやすくする機能を備える。

全モデルのスタンドには、画面の傾きや高さを数値で合わせるための目盛りが付けられている。主要な表示項目を素早く変更できる「Quick OSD」と、FPS向けに調整された3種類の「Esports Color」モードも搭載する。

PG259QWS Aceには、モニターの傾きと高さを内蔵センサーで計測し、画面上に表示する「Position Sensor」が用意される。ASUSの「DisplayWidget Center」から利用する「Pro Setting to Share」では、表示設定をエクスポート、インポート、共有できる。QD-OLEDとWOLEDのようにパネル方式が異なるモニター間でも、同じプロファイルを使って見え方を近づけられるとしている。

■GaNFET電源とOLED Care Proを採用

4モデルはいずれも、電源回路に窒化ガリウム電界効果トランジスタを用いたGaNFET技術を採用する。ASUSによると、電源から生じる廃熱を最大35%、通気口付近の温度を10%低減できるという。

人がモニターから離れたことを検知して画面を制御するNeo Proximity Sensorと、各種のパネル保護機能をまとめた「OLED Care Pro」も備える。PG259QWS Aceには3年間の焼き付き保証が付く。保証の対象や適用条件は、販売地域ごとの規定を確認する必要がある。

■シンガポールのCS2メジャーで公式採用

PG259QWS Aceは、2026年11月25日から12月13日まで開催予定の「PGL CS2 Major Singapore 2026」で公式モニターとして使用される。同大会は東南アジアで初めて開催されるCounter-Strikeのメジャー大会で、メインステージにOLEDモニターを採用する初のCounter-Strikeメジャーにもなる。

大会には32チームが参加し、賞金総額は125万ドルとされる。プレーオフは12月10日から13日までシンガポール・インドア・スタジアムで行われる予定だ。

PGLのシルヴィウ・ストロイCEOは、シンガポール大会について、東南アジア初のメジャーとOLEDモニターを採用する初のメジャーが重なる大会になると説明した。ASUSのディスプレイ事業部門を率いるヴィンセント・チョウ氏は、PG259QWS Aceの採用を、競技Counter-StrikeがOLEDへ移行する節目と位置付けている。

■日本での発売は未定

ASUS JAPANはGamescom 2026で発表された新製品群を日本向けにも紹介しているが、PG259QWS Aceを含む今回の24.5型OLEDモニター3機種について、国内発売は未定としている。

海外価格や発売時期がそのまま日本市場に適用されるとは限らない。国内での価格、発売日、保証内容、販売方法については、ASUS JAPANからの正式発表を待つ必要がある。

■注目ポイントQ&A

●ROG Swift OLED PG259QWS Aceの主な特徴は何ですか?

24.5型のネイティブフルHDパネルで最大720Hzに対応する点です。TrueBlack Glossy仕様のTandem WOLEDを採用し、応答速度0.02ミリ秒、HDRピーク輝度1700ニトをうたっています。

●従来の720Hz対応モデルと何が異なりますか?

従来のASUS製27型モデルは、QHD時の最大540HzからフルHD相当へ表示モードを切り替えることで720Hzに対応していました。PG259QWS Aceは、ネイティブ解像度がフルHDの24.5型パネルで720Hzに対応します。

●720Hzにすればゲームが常に有利になりますか?

画面の更新間隔は約1.39ミリ秒まで短くなりますが、効果を得るにはPCがゲームを十分に高いフレームレートで描画する必要があります。体感や競技上の効果は、ゲーム、設定、プレイヤーなどによって異なります。

●PGL CS2 Major Singapore 2026はいつ開催されますか?

2026年11月25日から12月13日まで開催される予定です。プレーオフは12月10日から13日まで、シンガポール・インドア・スタジアムで行われる予定です。

元記事: ASUS ROG Hits 720Hz OLED at Native 1080p; Prior Models Required 720p Drop

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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