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【注目銘柄】エイトレッドは連続最高純益・8期連続増配を手掛かりに6連騰
■クラウドサービスの拡大で収益強化
エイトレッド<3969>(東証スタンダード)は、前日28日に9円高の1599円と6営業日続伸して引け、8月5日に突っ込んだ年初来安値1249円からの底上げ幅を拡大させた。今2025年3月期の純利益が、7億8400万円(前期比9.8%増)と連続して過去最高更新と予想され、年間配当も、32円(前期実績26円)と8期連続の増配が予定されていることを手掛かりに割安株買いが増勢となった。ワークフローのクラウドサービス「X-point Cloud」で7月から新価格体系を開始することも、業績上ぶれ期待を高めサポート材料視されている。
■パッケージソフトからのシフトも加わりクラウドサービスは前期比27%増
同社の今2025年3月期業績は、売り上げ28億円(前期比11.9%増)、営業利益11億7000万円(同11.4%増)、経常利益11億7000万円(同11.6%増)、純利益7億8400万円(同9.8%増)と続伸が見込まれ、純利益は前期の過去最高(7億1300万円)を連続更新する。IT業界では既存システムの刷新やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進でIT投資が高まり、ワークフローソフトウエアの需要が拡大しており、同社のパッケージソフトでは、メジャージョンアップによるアップセルや新規導入企業数の増加で「Agile Works」の売り上げが12億200万円(同5.8%増)、クラウドサービスの売り上げが、パッケージソフトから「X-point Cloud」へのシフトも加わり13億6500万円(同27.1%増)と大きく伸びることが要因となる。クラウドサービスでは、7月から「X-point Cloud」の新価格体系を開始するほか、2024年に開始した「Agile Works」のクラウド版の認知度向上を図る。
今期配当は、8期連続の増配を予定しており、2017年3月期の8期前の年間9.49円が32円と大幅増配となる。
■PER15倍の割安修正で「半値戻しは全値戻し」通りに年初来高値目指す
株価は、今期業績の連続過去最高純益予想に連続増配が加わり年初来高値1755円まで約400円高し、今期第1四半期業績発表時には1600円割れと下ぶれ、日経平均株価が過去最高の下落幅となる全般波乱相場に巻き込まれて年初来安値1249円へ調整した。同安値からは売られ過ぎとして底上げ、年初来高値から年初来安値への調整幅の半値戻しを達成した。PERは15.2倍と割安であり、相場格言の「半値戻しは全値戻し」通りに年初来高値奪回に弾みをつけよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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