ホイールコーティング剤がおしぼりに　手軽な作業で汚れ寄せ付けず　HARADAが発売

　紙ナプキンや紙おしぼりを製造販売するHARADAは2日、新開発のホイール用コーティング剤「ZENDAIMIMONコーティングおしぼり」を、クラウドファンディングサイト「Makuake」で先行発売した。

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　これまでホイールコーティングと言えば、スプレーで吹きかけるタイプや、スポンジなどで塗り込むタイプが主流だった。だがスプレータイプは飛び散ってしまう場合も多く、塗り込むタイプはその都度スポンジに液剤を染み込ませる必要があり面倒な面もあった。

　HARADAでは、2021年にスプレー式ホイールコーティング剤「ZENDAIMIMON」を発売。輸入車オーナーを中心に、「ホイール汚れが凄く減った」「汚れが水だけで落ちる」と好評を得たと言う。

　今回発売する「ZENDAIMIMONコーティングおしぼり」は、その「ZENDAIMIMON」を極厚手で丈夫な生地を使用したおしぼりタイプにしたものだ。開封して拭くだけでコーティングが完了するという、手軽さが特徴の1つとなる。クルマ1台分（ホイール4本）のコーティングは、1枚で完了出来る。発売前にはモニターの協力を得て改良を重ねた1品と言う。

　もう1つの特徴が、導電性特殊ナノカーボンを高濃度で配合した、独自技術の静電分散コーティングだ。クルマは走行中、摩擦抵抗により静電気を帯びるが、静電分散コーティングを使用すると、静電気を空気中の水分に分散させる。そのため汚れを寄せ付けず、汚れが付着しても水をかけるだけで落とすと言う。艶出し効果も持続する。

　価格は、5枚入りで2,160円。Makuakeでの先行販売終了後は、『ZENDAIMIMON公式ショップ』（Yahoo！ショッピング）での販売も予定している。（記事：小泉嘉史・記事一覧を見る）