日産、「ジュークNISMO」を発表 2月19日より発売

2013年1月11日 12:42

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「ジュークNISMO」(画像:日産自動車)

「ジュークNISMO」(画像:日産自動車)[写真拡大]

 日産自動車は11日、東京オートサロン2013において「ジュークNISMO」をお披露目するとともに、同車の予約受付を2月1日より開始し、2月19日より全国一斉に発売すると発表した。価格は285万750円(税込)。

 今回発表した「ジュークNISMO」は、第42回東京モーターショー(2011年12月)において発表したNISMOブランド戦略に基づく高性能プレミアムスポーツバージョンの第一弾。「ジュークNISMO」は、1.6リッターターボエンジンを搭載した16GT FOUR Type Vをベースとし、「ジューク」が持つ個性的な魅力にNISMOにしかつくれない直系ワークスチューンの真価を実感できる走り、NISMOらしさにあふれたデザイン、そしてNISMOの情熱を注ぎ込み、開発を行った。

 「ジュークNISMO」は、国内最高峰のGTカーによるレース(SUPER GT)に参戦するNISSAN GT-Rにも採用しているNISMOならではのエアロダイナミクステクノロジーを導入することで、ダウンフォースを約37%向上させ、走行安定性を高めている。

 専用のデザインや素材を採用したシートやステアリングを装備し、スポーティードライビングに集中できる環境を提供する。また、全体をブラックで引き締めながら随所にレッドのアクセントを用いたインテリアは、統一感と質感の高いコックピット周りを演出している。

 さらに、出力とトルクを向上させた1.6リッター直噴ターボエンジンと7速クロスレシオ化したマニュアルモード付きエクストロニックCVTを組み合わせることで、速くダイレクト感のあるレスポンスを実現。

 加えて、「ジュークNISMO」は、日本と比較して常用速度が高く、長距離走行や石畳や荒れた路面での走行が多い欧州で徹底した走り込みを行い、スポーティなハンドリングと上質な乗り心地、高速安定性のトータルバランスを高めた。さらに、中高速度領域におけるパワーステアリングのアシスト量を強くすることで、より安定感の高いステアリングフィールを有している。

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