ホンダ、「CR-Z」をマイナーチェンジ リチウムイオンバッテリーを採用

2012年9月27日 14:18

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CR-Z α・Master label(画像:ホンダ)

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 ホンダは27日、先進的なデザインや爽快な走りで好評のハイブリッドスポーツカー「CR-Z」をマイナーモデルチェンジし、9月28日に発売すると発表した。価格は236万5,000円(税込)から。

 新型CR-Zは、国内のHondaハイブリッドカーでは初となるリチウムイオンバッテリーを搭載。従来型のニッケル水素バッテリーに比べ、約1.5倍の電圧を発生することでモーター出力を向上し、より力強い走りを実現した。また、力強い加速を瞬時に実現できる新開発の「PLUS SPORTシステム」を搭載するなど、走行性能と燃費性能をさらに進化させた。

 エンジンは高回転・高出力化した1.5L i-VTECエンジンを採用。エンジン内部の抵抗の軽減や、発電頻度の低減、CVTの効率向上などにより、23.0km/L(JC08モード)の低燃費を実現している。なお、CR-Zは全タイプとも、今年4月から施行された新エコカー減税に適合している。

 デザイン面では、8連LEDポジションランプや新デザインのフロントバンパー、リアディフューザーなどの採用により、エクステリアをさらに洗練。インテリアは素材やデザイン、配色の変更により、さらに質感を高めた。また、17インチ軽量アルミホイールと専用サスペンションチューニングにより、コーナリング性能と乗り心地を高い次元で両立した。

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