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NEC、スイス国営郵便事業者に仕分け自動化システムを追加納入
記事提供元:エコノミックニュース
NECは8日、スイスの国営郵便事業者である「Swiss Post(スイスポスト)」に郵便自動化システム(フラットソータ)を追加納入することを発表した。同国の3大郵便物仕分けセンター(ミュリゲン郵便センター、ヘルキンゲン郵便センター、エクレポン郵便センター)に、2012年末までにそれぞれ1台(計3台)のフラットソータを納入するという。
フラットソータとは、雑誌や新聞、書籍といった比較的大型の郵便物の宛先住所を一括で読み取り、住所に応じて自動的に仕分けるシステムである。今回NECが受注したフラットソータは、小型の定型郵便物のうち、機械処理が難しく、これまで手作業で区分していた厚さ10mm超の郵便物やビニール封書の処理を自動化するために利用されるもので、郵便物の供給部を4つ、区分口を220備えており、1時間あたり4万点以上の郵便物を処理することが可能だという。
スイスポストは、2003年に郵便物仕分けセンターの拠点数の大幅見直しや郵便物処理の効率化を行うプロジェクトを立ち上げており、NECはこれまでにも5台のフラットソータを納入してきた。今回の追加納入にあたっては、同社のこれまでの納入実績や技術力が高く評価された格好だ。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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