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日本リビング保証 前期は2桁増収増益、HomeworthTechとExtendTechの両事業が2桁増収増益に
*12:43JST 日本リビング保証---前期は2桁増収増益、HomeworthTechとExtendTechの両事業が2桁増収増益に
日本リビング保証<7320>は9日、2024年6月期連結決算を発表した。売上高が前期比36.7%増の53.59億円、営業利益が同67.2%増の12.40億円、経常利益が同48.1%増の15.12億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同29.6%増の9.73億円となった。
HomeworthTech事業の売上高は前年同期比32.0%増の売上高29.78億円、セグメント利益は同21.4%増の1.46億円となった。建物保証・設備保証といった長期保証契約の獲得に引き続き注力するとともに、地震保証や資産価値保証といった新たな保証サービスの開発及びマーケティングを推進した。また、業務効率化・ストック型ビジネス転換といった住宅事業者の経営課題に対応する各種ソリューションの導入を組織的に推進することで、各クライアントとの関係深化にも引続き注力した。主要なKPIである新規契約獲得金額45.08億円(前年同期比36.0%増)、前受収益・長期前受収益残高117.46億円(同23.9%増)、電子マネー発行サービスの導入社数120社(同18.8%増)・未使用残高23.62億円(同12.6%増)といずれも前年同期比で成長した。
ExtendTech事業の売上高は前年同期比42.6%増の売上高23.16億円、セグメント利益は同74.9%増の11.53億円となった。前連結会計年度から引き続き蓄電システムをはじめとした住宅用再生可能エネルギー設備に対する社会的ニーズに応える形で再生可能エネルギー領域が進展したほか、オペレーション業務の受託が拡大したことにより教育ICT領域も堅調に推移した。
「その他」の事業の売上高は前年同期比65.3%増の売上高0.64億円、セグメント損失は0.60億円(前年同期は0.38億円の損失)となった。報告セグメントに含まれない事業セグメントであるビジネスマッチング・決済等を行うプラットフォーム事業を行っている。
2025年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比28.8%増の69.00億円、営業利益が同4.8%増の13.00億円、経常利益が同5.8%増の16.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同20.8%増の11.76億円を見込んでいる。なお、同社及びメディアシークは、2024年8月9日付の両社の取締役会決議により、同社を株式交換完全親会社、メディアシークを株式交換完全子会社とする株式交換を実施することを決定している。《SO》
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