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Microsoft、AI特化型チップとArmプロセッサを発表
Microsoftは15日、クラウドサービス向けのカスタムチップ「Maia 100」と「Cobalt 100」という二つの新しいチップを発表した(Microsoftリリース、GIGAZINE、ZDNET)。
Maia 100はAI特化型で、Azureクラウドコンピューティングサービス向けに設計され、Microsoftのデータセンターに配備される予定。1050億個のトランジスターが集積されており、5ナノメートルプロセス技術を採用したチップとしては最大規模の製品の一つとしている。OpenAIのフィードバックを受けて開発され、大規模な言語モデルなどに適しているとしている。
一方のCobalt 100はArmアーキテクチャを採用し、クラウドネイティブプロダクト向けに高い性能と効率を提供するCPU。Cobalt 100はダイ上に128基の演算コアを搭載した64ビットプロセッサで、「Microsoft Azure」で使用されているArmベースの他のチップよりも最大で40%の性能向上が期待できるとしている。「Microsoft Teams」や「Azure SQL」を含むプログラムで既にCobalt 100が活用されているとしている。
あるAnonymous Coward 曰く、 # そういえば、SunがCobalt Networksを買収したのってメリットあったんだろうか?
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