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NTT西日本子会社から顧客情報900万件が流出
NTT西日本の子会社であるNTTマーケティングアクトProCXは17日、約900万人分の個人情報が外部に漏洩したことを発表した。個人情報は、別の子会社で働いていた元派遣社員によって不正に持ち出され、一部は名簿業者に提供されたという。漏洩容疑について警察が不正競争防止法違反で捜査をしているという(TBS NEWS DIG、日経新聞、朝日新聞)。
容疑者である元派遣社員は、NTTビジネスソリューションズでコールセンターシステムの運用業務に従事し、2008年から勤務していた。漏洩は2013年7月から2023年1月までの約10年間に渡っているという。容疑者はサーバーへのアクセス権限を悪用して個人情報をUSBメモリーにダウンロードして持ち出したという。漏洩した情報には、顧客の氏名、住所、電話番号などが含まれており、一部にはクレジットカード情報も含まれている。今後、さらに増える可能性もあるという。
東京商工リサーチによれば、上場企業の情報漏洩・紛失事件の中で、規模としては2012年以降で4番目に大きいものだという。
あるAnonymous Coward 曰く、 システムの保守担当の派遣社員が、管理者アカウントでデータをダウンロードして、USBメモリで持ち出して名簿の買い取り業者に売っていたということで、なんというかいろいろと全力でヤバそうな情報漏洩案件である。
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