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22年前に報告されたFirefoxのバグ、23歳の初心者プログラマーが修正
Firefoxブラウザーに20年以上も存在していたバグが、23歳の初心者プログラマーによって修正されたとして話題になっている。このバグは、ツールチップがウィンドウのフォーカスが他のアプリに移った後も表示し続けるというもの(テクノエッジ)。
このバグは以前から報告されていたものの、長らく放置されていた。今回、修正パッチを書いたYifan Zhu氏は、このバグをLinux版のThunderbirdで経験。同氏は頻繁に複数の仮想デスクトップを切り替えて作業をする必要があり、その際にこのバグが多発して困っていたため、修正を提出しようと思い立ったそうだ。
しかし、彼はプログラミング経験がなかったため、ソースコードから問題の部分を探し出し、修正コードを提出した。その際にこのバグが20年以上も放置されていたことを知り、そしてこのバグが画面表示の問題だけで、実害がないために誰も修正しなかった可能性があるとの考えに至ったという。
そして9月にこのバグの修正パッチが提供され、Firefoxブラウザーのビルド119に取り込まれてバグが解決された。MozillaのエンジニアはZhu氏の貢献を高く評価し、22年のバグを解決した若いプログラマーとして称賛している。
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