NY為替:中東情勢緊迫化でリスクオフの円買い

2023年10月14日 06:13

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記事提供元:フィスコ

*06:13JST NY為替:中東情勢緊迫化でリスクオフの円買い
13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、149円45銭へ下落後、149円73銭まで上昇し、149円50銭で引けた。中東情勢緊迫化に連れ安全通貨として米国債に資金が流入したほか、10月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想以上に悪化したため金利低下に伴うドル売りが優勢となった。同時に、米連邦準備制度理事会(FRB)が注視している同指数の期待インフレ率が予想外に上昇したため金利が下げ止まるとドル買いに転じた。

ユーロ・ドルは、1.0548ドルへ上昇後、1.0496ドルまで下落し、1.0513ドルで引けた。ユーロ・円は157円65銭から157円05銭まで下落した。中東情勢緊迫化でリスク回避の円買いが優勢となった。ポンド・ドルは、1.2201ドルから1.2123ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9072フランから0.9002フランまで下落。中東情勢緊迫化で安全通貨としてのスイスフラン買いが強まった。《MK》

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