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インドの独自OS「BharOS」、実態はGrapheneOSのフォークだった
今年の頭に話題となったインドの国産OS「BharOS」だが、実はGrapheneOSのフォークであることが判明したそうだ。Tech & Leaks Zoneの記事によると、GitHubリポジトリが誤って公開されてしまい、ソースコードが一時的に流出したことで実態が分かったらしい。それによるとリポジトリは再び非公開に戻されたものの、流出したものからすでに転載されてしまったようだ(Tech & Leaks ZoneのXポスト、Tech & Leaks ZoneのTelegram、漏洩したソースコードの転載)。
BharOSはIIT Madrasによって開発されたモバイルOSで、プライバシーやセキュリティに厳しいユーザーや、機密情報を扱うユーザーのために作られている。しかし、リークされたリポジトリを見ると、BharOSは実際にはGrapheneOSにいくつかの機能を追加したものでしかなく、設定アプリ、カメラアプリ、フレームワークベース、プラットフォーム、マニフェスト、セットアップウィザード、アップデータなどはGrapheneOSからフォークされたものだったようだ。
あるAnonymous Coward 曰く、 セキュリティ&プライバシー重視のOSとしてはある意味正しい選択とも言えるかも
Pixel以外のデバイスにポーティングしたりuserdebugビルドを提供したりしてセキュリティ台無しにしそう(偏見)。単にGrapheneOSを推奨するんじゃダメだったのかな
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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