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28日の中国本土市場概況:上海総合1.1%高で反発、不動産と証券に買い(訂正)
*17:32JST 28日の中国本土市場概況:上海総合1.1%高で反発、不動産と証券に買い(訂正)
下記の通り修正します。
(誤)25日の中国本土市場概況:上海総合1.1%高で反発、不動産と証券に買い
(正)28日の中国本土市場概況:上海総合1.1%高で反発、不動産と証券に買い
週明け28日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比34.56ポイント(1.13%)高の3098.64ポイントと反発した。
株式市場の活性化策が材料視される流れ。関連部局は27日、市場活性化に向けた一連の措置を発表した。28日から株式取引の印紙税が半減されたほか、信用取引の保証金率も引き下げられる(9月8日引け後に適用)。新規株式公開(IPO)の引き締めや、大株主の保有株売却の制限なども決定された。経済対策の期待感も根強い。当局は断続的に支援策を打ち出している。足元では、関連当局が住宅ローン規制の緩和に踏み切る見込みだ。もっとも、中国の景気懸念は根強く、指数は引けにかけて上げ幅を縮小している。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、不動産の上げが目立つ。華遠地産(600743/SH)がストップ(10.0%)高、信達地産(600657/SH)が8.9%高、金地集団(600383/SH)が6.6%高、新城控股集団(601155/SH)が6.3%高で引けた。
証券株も高い。太平洋証券(601099/SH)が5.7%、中原証券(601375/SH)が3.6%、中信建投証券(601066/SH)が3.4%、海通証券(600837/SH)が2.8%ずつ上昇した。銀行・保険株、ハイテク株、消費関連株、インフラ関連株、エネルギー株、素材株、医薬品株、運輸株なども買われた。
半面、発電株の一角はさえない。華能国際電力(600011/SH)が3.9%安、国投電力(600886/SH)が1.5%安、華電国際電力(600027/SH)が1.1%安、大唐国際発電(601991/SH)が0.4%安で取引を終えた。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.13ポイント(0.05%)安の251.47ポイント、深センB株指数が7.70ポイント(0.68%)高の1143.70ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)《CS》
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