ソフトバンク、携帯基地局搭載のドローンで山岳遭難者捜索するシステム開発

2023年6月10日 10:34

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 登山ブームに伴い山岳遭難が増えているが、ソフトバンクは携帯電話基地局の機能を搭載したドローンを飛ばして遭難者を迅速に発見するシステムを開発した(47NEWS)。

登山者が遭難するような場所は携帯電話が圏外なところがほとんどだが、携帯電話の電波の届く位置にいる指揮車からドローンに向けて携帯電波を中継。一時的に山の一部を「圏内」にすることにより遭難者の携帯電話を発見するという仕組みだ。
このシステムにより時間的には20秒程度、3~5mの精度での絞り込みが可能になるという。

タレコミ子は登山をせず、ヤマケイ文庫の遭難シリーズを温かい安全な自宅で好んで読むのが好きなインドア派だが、登山をするsrad民には朗報ではないだろうか。

 スラドのコメントを読む | モバイルセクション | モバイル | テクノロジー | 携帯電話

 関連ストーリー:
「ヘリコプター基地局」で山岳遭難者の位置を推定する試み 2019年11月13日
登山アプリYAMAP、登山中の位置情報を家族や友人に共有する新機能を追加 2019年07月19日
御嶽山の噴火による犠牲者、その大半は噴石による外傷が原因 2014年10月12日
スイスの雪山で遭難した旅行者、MP3プレーヤーのおかげで助かる 2009年01月06日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事