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トヨタ、約10年間で215万人分の車両情報漏洩 クラウド設定ミスが原因
記事提供元:スラド
トヨタ自動車は12日、関連子会社のトヨタコネクティッド(TC)に管理を委託していた顧客データ約215万人分が漏洩した可能性があると発表した。TCのクラウド環境の誤設定により、一部のデータが10年近くネット上で公開状態になっていたとされる。漏れたとみられるのは2012〜23年に契約した顧客の車両番号や位置情報など。いずれも個人が特定できる内容ではないとし、現時点で悪用は確認されていないとしている(トヨタリリース、ロイター、日経新聞、朝日新聞)。
情報漏洩の対象となったのは、ネットで車の位置を把握したり、異常を検知したりするサービス「ティーコネクト」などを2012年1月~今年4月に契約した顧客。車載機(ナビ端末)ごとに割り振られた識別番号と車両一台ずつに割り当てられた識別番号が漏れていた。今年4月の点検で判明し、外部からのアクセスを遮断する処置を実施したとしている。
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