マンモスのDNA使って作られた培養肉が公開 オランダ

2023年4月4日 08:35

印刷

記事提供元:スラド

絶滅したマンモスの遺伝情報を使って培養した肉で巨大なミートボールが作られたという。オーストラリアに拠点を置く培養肉の会社「VOW」が制作し、オランダの科学館で公開されている。科学者によってマンモスやアフリカ象の遺伝子配列を基に、羊の細胞を用いて数週間かけて作られた。ネタにマンモスを選んだのは絶滅した象徴として気候変動について考えてほしかったためだとしている(朝日新聞時事ドットコムFNNプライムオンライン)。

あるAnonymous Coward 曰く、 ワニの肉のような香りがするというが安全性が確認されていないためまだ食べられないそうだ。

 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | バイオテック | サイエンス

 関連ストーリー:
日清食品と東京大学、「食べられる培養肉」の作製に日本で初めて成功 2022年04月03日
農水省が月面基地での食料自給を目指すプロジェクトの公募を開始 2021年09月10日
イスラエルに世界初の培養肉の生産施設が誕生。日に500kgを生産 2021年07月03日
シンガポール食品局、鶏細胞培養肉の販売を認可 2020年12月05日
中国、筋肉幹細胞による培養肉の開発に成功 2019年11月26日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事