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豪ドル週間見通し:弱含みか、利上げ停止時期めぐり雇用統計に注目
記事提供元:フィスコ
*14:24JST 豪ドル週間見通し:弱含みか、利上げ停止時期めぐり雇用統計に注目
■下落、豪利上げ停止の可能性浮上
今週の豪ドル・円は下落。豪準備銀行(中央銀行)は0.25ポイントの追加利上げを決めたが、追加利上げをめぐる文言は修正された。また、ロウ総裁は講演で利上げ停止間近との見解を示したこと、主要国の株安が嫌気されたことで週後半はリスク回避の豪ドル売り・円買いが優勢となった。取引レンジ:88円63銭-91円97銭。
■弱含みか、利上げ停止時期めぐり雇用統計に注目
来週の豪ドル・円は弱含みか。豪準備銀行(中央銀行)は理事会で政策金利を0.25ポイント引き上げたが、声明を一部修正し、インフレはすでにピークに達したとの見方を示した。ロウ総裁は講演で「利上げ停止に適切な地点により近づいた」と述べており、豪ドル売りに振れやすい展開が続くとみられる。経済指標では2月雇用統計が重要な手掛かり材料となりそうだ。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・16日:2月雇用統計(1月:失業率3.7%、雇用者数増減-1.15万人)
予想レンジ:87円00銭-90円00銭《FA》
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