NVIDIA、ブラウザ再生の動画を高画質化するドライバ

2023年3月2日 17:06

印刷

記事提供元:スラド

 NVIDIAは28日、同社のGeForce RTX 30/40シリーズ向けに低解像度のビデオを超解像化できるドライバ「RTX Video Super Resolution(RTX VSR)」の提供を開始した。この機能は、Microsoft EdgeまたはGoogle Chrome上で再生している低解像度のビデオを最大4Kまで超解像化できるもの(NVIDIAAV WatchNVIDIAの説明動画検証動画)。

リリースによると、インターネット帯域幅の80%ほどがストリーミングビデオであり、その90%は1080p以下の解像度でストリーミングされているという。見る側が1080pを超えるディスプレイ環境を用いている場合、画面の解像度に合わせたスケーリング処理が必要となるが、現状の多くは簡単なアップスケーリング技術を用いていることから、ぼやけた絵面になっていることが多いとされている。RTX VSRでは低解像度のコンテンツを最大4Kにアップスケールするだけでなく、AIを用いてビデオのシャープネスと明瞭度を向上させるとしている。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | ハードウェア | ソフトウェア | ニュース | YouTube | IT

 関連ストーリー:
マイクロソフトがXboxシリーズSを正式に発表。仕様も見えてきた 2020年09月09日
フルHDアニメの4Kへのアップスケーリングに特化したアップスケーラ 2019年08月21日
HDMI出力の映像をブラウン管テレビの映像のように変換するデバイスが登場 2018年10月10日
ソニー、84V型の4K2K対応液晶テレビを発表 2012年09月28日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事