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1月9日のNY為替概況
記事提供元:フィスコ
*05:31JST 1月9日のNY為替概況
9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、132円35銭から131円54銭まで下落して引けた。
先週発表された雇用統計で賃金の伸びが予想以上に鈍化、さらに、ISM非製造業景況指数の予想以上の落ちこみを受けて、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが一段と減速するとの見方にドル売りが優勢となった。NY連銀のインフレ期待の1年物の低下が明らかになると次回会合での25BPの利上げ減速を織り込むドル売りが一段と強まった。
ユーロ・ドルは、1.0683ドルから1.0761ドルまで上昇し引けた。欧州中央銀行(ECB)は公表した経済報告で、今後四半期の賃金上昇が「非常に強い」との見解を示したため、ECBの追加利上げを織り込むユーロ買いに拍車がかかった。
ユーロ・円は141円24銭から141円92銭まで上昇。日欧金利差拡大観測を受けたユーロ買い、円売りが強まった。
ポンド・ドルは、1.2133ドルから1.2210ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、0.9228フランから0.9167フランまで上昇した。
[経済指標]・米・11月消費者信用残高:+279.62億ドル(予想:+250.00億ドル、10月:+291.21億ドル←+270.78億ドル)《KY》
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