Meta、「公開されている」とみなされる個人住所情報の共有を不許可に

2022年4月13日 13:26

印刷

記事提供元:スラド

headless 曰く、 Meta は 8 日、「公開されている」とみなされる個人住所情報の共有を許可する例外をコンテンツポリシーから削除すると発表した。Meta の発表は昨年 6 月の発表に追記されているため少しわかりにくいが、今回の追記分は「Recommendations」以降だ(Meta の発表The Verge の記事)。

Meta は Facebook および Instagram で個人住所情報や「個人の住居の外観や近隣の景観がわかるような画像」の共有が認められる状況について監督委員会に諮問し、監督委員会は「公開されている」とみなされる個人住所情報の共有を許可する例外をコンテンツポリシーから削除するよう勧告していた。一方、本人が自分の個人住所情報を投稿したか、公開に同意している場合、他のユーザーがその情報を再共有できるようにすべきと監督委員会は勧告したが、Meta では本人が許可したかどうかの確認が難しいことから採択を見合わせている。

「個人の住居の外観や近隣の景観がわかるような画像」に関しては、その画像に表示される内容がニュース報道の焦点である場合、住人に対する抗議が組織化される状況がある場合を除き、住所が特定できるなどのコミュニティ規定違反に該当しても共有を許可すべきだとの勧告を取り入れる計画を示している。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | YRO | Facebook | プライバシ

 関連ストーリー:
米テキサス州、メタを顔認識により同意なく生体情報収集したとして提訴 2022年02月18日
Meta、EU 域でサービス提供できなくなる可能性を示唆 2022年02月08日
米国人の半数近くが Apple を個人情報を適切に扱う企業だと信じているが、Google や Amazon を信じる人の方が多いという調査結果 2021年12月24日
Facebook、過去に流出した世界5億3300万人の個人情報が閲覧可能に。日本からも42万8625人 2021年04月07日
マルウェアを含む拡張機能計28本、ChromeウェブストアとEdgeアドオンストアで見つかる 2020年12月20日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事