スマホで読書すると読解力が落ちる 昭和大の研究

2022年2月9日 11:04

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 昭和大学の研究チームが「スマートフォンで読書すると読解力が落ちる」という研究結果を発表した。
紙の書籍と比較し、スマホだと
・読書中に、呼吸が浅くなる
・前頭前野が活発に活動する
といった相違が見られたという。

個人的には、大画面のタブレットだとどうか? 液晶の代わりに電子ペーパーだとどうか?
ペンで書き込みができる端末だとどうか?
といったことも気になる。

 比較に関しては34人の被験者に対して、紙の書籍とスマートフォン上の電子書籍のいずれかの形式で読ませ、その内容に関する複数の質問に回答した結果から出されたものだそうだ。使われた書籍に関しては「ノルウェイの森」と「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」であるとしている。紙の書籍を読んだ場合の方が正答数が多かったとしている(natureGIGAZINE)。

 スラドのコメントを読む | メディア | 書籍

 関連ストーリー:
紙と電子を合わせた出版市場、2019年はプラス成長 2020年01月27日
Twitterを利用した学習では読解力・暗記力の結果が悪化するという研究結果 2019年06月05日
紙の電子ペーパー(エレクトロクロミックディスプレイ)が開発される 2018年04月27日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事