Chromiumのソースツリーにテスト用マルウェア混入、ユーザーには影響なし

2021年11月24日 07:28

印刷

記事提供元:スラド

Chromium のソースツリーに 9 月 9 日から 11 月 18 日まで、マルウェアを含むテスト用の Office ドキュメントが誤ってコミットされていたそうだ(Google グループでのアナウンス9to5Google の記事)。

このマルウェアが Chrome のリリースに含まれることはなく、Google Chrome や派生版ブラウザーのユーザーが影響を受けることはないという。また、マルウェアサンプルは 5 年前の古いものであり、Windows 上で Chromium のソースコードから Microsoft Office を使用して開かかなければ実行されることはないが、Chromium 開発者にはリベースの実行が推奨されている。 

スラドのコメントを読む | ITセクション | Chrome | セキュリティ | Chromium | Windows | デベロッパー

 関連ストーリー:
UAParser.jsにマルウェアが混入 2021年10月29日
Google Playでダウンロード1億回を超えるアプリにマルウェアが混入 2019年08月30日
npmリポジトリで公開されているパッケージに仮想通貨を盗むマルウェアが混入 2018年11月29日
「CCleaner」に混入されたマルウェアは特定企業を狙った標的型攻撃だった 2017年09月26日
開発に使われたPCがウイルスに感染していたためにウイルスが混入したと見られるAndroidアプリ、多数見つかる 2017年03月08日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事