ソニー、「Xperia 1 III」発表 可変式望遠レンズ搭載の5Gスマホ

2021年4月16日 16:57

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 ソニーは14日、可変式望遠レンズを搭載する5G対応のフラッグシップシリーズスマートフォン「Xperia 1 III(マークスリー、以下同)」と「Xperia 5 III」および、5G対応ミッドレンジスマートフォン「Xperia 10 III」を発表した(ニュースリリース国内向け: Xperia 1 IIIXperia 10 III、 ニュースリリース欧州向け: Xperia 1 III/5 IIIXperia 10 III)。

スマートフォンとしては世界初という可変式望遠レンズは1つのレンズで70㎜(F2.3)と105mm(F2.8)の2つの焦点距離を備え、より被写体にクローズアップした撮影が可能だ。可変式望遠レンズのほか、Xperia 1 III/5 IIIともに焦点距離16㎜(F2.2)の超広角レンズと24mm(F1.7)の広角レンズを備え、Xperia 1 IIIは3D iToFセンサーも搭載する。3つのメインカメラはいずれも12,2MP、フロントカメラは8MP。Xperia 5 IIIのフロントカメラはデータが掲載されていないが、Xperia 1 IIIと共通だと思われる。(国内向け製品情報: Xperia 1 III、 グローバル市場向け製品情報: Xperia 1 IIIXperia 5 III)。

6.5インチ ディスプレイを搭載するXperia 1 IIIの本体サイズは165×71×8.2mmで重量187g、6.1インチディスプレイを搭載するXperia 5 IIIの本体サイズは157×68×8.2㎜で重量169gとなる。ディスプレイはいずれもノッチレスでリフレッシュレート120HzのCinemaWide 4K HDR OLEDディスプレイ(3,840×2,160ピクセル、アスペクト比21:9)となっている。Snapdragon 888プロセッサーや容量4,500mAhのバッテリー、Android 11、防水性能(IPX5/IPX8)、防塵性能(IP6X)、3.5mmオーディオジャック、デュアルSIM(5Gは一方のみ利用可)などのスペックは両モデル共通だ。

国内版プレスリリースにはXperia 1 IIIのみ掲載されており、auSoftbankから6月中旬以降発売予定となっている。国内モデルのRAMは12GB、内蔵ストレージは256GBとなる。

Xperia 10 IIIはノッチレスのHDR対応6インチフルHD+(2,520×1,080ピクセル) OLEDディスプレイを搭載し、プロセッサーはSnapdragon 690 5G、OSはAndroid 11。メインカメラはトリプルカメラ(16㎜ 超広角 8MP/27mm 広角 12MP/54mm 望遠 8MP)、フロントカメラは8MPとなっている。防水・防塵性能やバッテリー容量はXperia 1 III/5 IIIと共通で、本体サイズは68×154×8.3mmで重量169g(製品情報: 国内向けグローバル市場向け)。

国内ではauから6月中旬以降の発売予定となっており、RAMは6GB、内蔵ストレージは128GBとなる。

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