総務省の委託先会社がランサムウェアに感染、個人情報流出の可能性

2021年4月13日 08:36

印刷

記事提供元:スラド

総務省は8日、業務を委託していた企業がランサムウェアに感染し、業務関係者約6700人余りの個人情報が流出した可能性が高まっていると発表した(総務省ランドブレインNHKSecurity NEXT)。

感染したのはコンサル会社であるランドブレインのサーバーで、2月23日にサーバがランサムウェアへ感染したのを確認、2月25日に総務省に連絡があったとしている。ランドブレインが受託していた三つの事業で6745人分の個人情報が流出した可能性があるとしている。流出したのは氏名、電話番号、メールアドレスとされているが、消防庁担当4名ほどに関しては口座情報も流出した模様。

NHKによれば、その他の自治体や省庁から委託された業務関係の個人情報が流出した可能性もあるとしている。 

スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | インターネット | IT | 情報漏洩

 関連ストーリー:
警察庁、サイバー攻撃に関する統計を発表。コロナ禍便乗やランサムウェア関連など 2021年03月09日
perl.comがドメインを乗っ取られる。ランサムウェア配布の可能性があるためアクセスしないよう警告 2021年02月02日
ランサムウェア被害にあったスコットランド環境保護庁、身代金は支払わないと明言 2021年01月23日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事