Google、新型コロナの感染予測サイトを日本で開始

2020年11月18日 16:35

印刷

記事提供元:スラド

Googleが8月から米国向けに提供していた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染予測サービス「COVID-19 Public Forecasts」を日本国内でも開始した。世界で2番目の展開となる(Google Cloud Blog朝日新聞ITmedia)。

名称は「COVID-19 感染予測(日本版)」となる。米国版では14日間分の感染予測となっていたが、日本版では28日分の予測が表示される。このほか新たに95%予測区間やデータセットを追加した。また予想モデル強化による予測精度の改善もされているという。このサイトでは対象となる28日間分の新規の死亡者数と陽性者数の総計、入院・療養等患者数などが表示される。予測データはビッグデータ解析プラットフォーム「BigQuery」のほか、CSVファイルとしてダウンロードすることも可能となっている。

あるAnonymous Coward 曰く、  朝日記事によると、Googleが米国で8月に始めた新型コロナの今後28日間の流行予測の2か国目として、日本を対象として予測を公表するサイトを開設した(https://datastudio.google.com/u/0/reporting/8224d512-a76e-4d38-91c1-935ba119eb8f/page/4KwoB?s=nXbF2P6La2M)。記事によると「数理モデルと人工知能(AI)」を使った予測という。タレコミ時点で28日先までに53,321 人の陽性患者数、512人の死者数を予測している。東洋経済の新型コロナ統計ページによると、2月からの約10か月間の累計がそれぞれ117,809人と 1,884人と、これまで10か月間の累計の三分の一程度の増加が今後約一か月で発生するとGoogleは予測している。果たしてどうなるだろうか。ご自身でAI予測をしているスラドユーザの皆様がおられたらご意見を伺いたい。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | テクノロジー | Google | 医療 | IT

 関連ストーリー:
20万本の新型コロナウイルスの論文を解析した結果、感染時の症状は116種類もあることが判明。NHK調査 2020年11月10日
2020年4~6月のGDP伸び率、日米欧ともリーマンショック越えのマイナスに 2020年08月03日
理研など、新型コロナの飛沫感染シミュレーション結果を動画で公開 2020年06月04日
新型コロナの外出規制は2022年まで必要となるとの予測 2020年04月15日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事