日清の焼そば「U.F.O.」が宇宙日本食として採用 湯切り不要

2020年9月25日 09:29

印刷

記事提供元:スラド

日清の焼そば「U.F.O.」が「スペース日清焼そばU.F.O.」としてJAXAの宇宙日本食として採用されたそうだ。国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在予定の野口聡一宇宙飛行士の携行品として提供されるという(日清FNNプライムオンライン)。

市販されているU.F.O.との違いとしては、ISS内で給湯可能な70℃程度のお湯でも湯戻しでき、また湯切りの必要がないお湯吸い切りタイプの麺を使用していること、湯戻し後も無重量環境で形状を保持できるよう、一口大の塊に麺を加工しているという。また液体ソースの味わいを粉末ソースだけで再現しているのが大きな違いであるそうだ。調理時間は5分とのこと。

宇宙日本食は、JAXAがISSの長期滞在クルー向けに制定しているもので、宇宙飛行士のパフォーマンスの維持などのために供給されているという(JAXA)。 

スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | JAXA | サイエンス

 関連ストーリー:
ホテイの「やきとり缶詰」、宇宙食に認定される 2019年11月19日
JAXA、疑似宇宙空間体験者を再募集 2016年01月09日
ソフトキャンディ「ぷっちょ」を燃料にしたロケットの打ち上げ成功 2015年03月13日
40 ℃でも溶けないチョコレート 2012年12月05日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事