関連記事
SSL/TLS証明書、9月1日以降発行分は有効期間が実質1年に 主要ブラウザの仕様変更で
あるAnonymous Coward 曰く、 2020年9月1日以降、Chrome、Safari、Firefoxといった主要ブラウザで、SSL/TLS証明書の有効期限が最大13か月間(398日間)に制限される(マイナビ)。変更された経緯は過去記事にもあるように、2020年3月3日にAppleが発表した方針に、GoogleやMozillaも同調、各ブラウザが有効期限を最大398日間にする方針を固めたことにある。
これまでは最大825日間(約27か月間)だったが、2年以上も期間、証明書の所有者の会社名や氏名などの情報が更新されないことになり、セキュリティ上の問題があったとされる。13か月と1年より少し長いのは更新に猶予を持たせるためで、SSL/TLS証明書の有効期間は事実上は1年間という考えであるという。今回、実質的に1年間に制限することにより、SSL/TLS証明書に問題が発見された場合の対応がしやすくなるとしている。
2020年9月1日以降に発行されるSSL/TLS証明書では、398日を超えたものに関しては事実上使い物にならなくなるという。ちなみに9月1日以前に発行されたものに関しては、このポリシーは適用されないそうだ。
スラドのコメントを読む | アップルセクション | Google | セキュリティ | Mozilla | インターネット | アップル
関連ストーリー:
Let's Encrypt証明書を使用しているWebサイト、Android 7.1以前の端末での閲覧に影響か 2020年08月12日
Safari、SSLサーバー証明書の有効期限を最大13か月間に短縮へ 2020年02月26日
Firefox 64リリース、シマンテックの証明書が無効に 2018年12月13日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク