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Snapdragonに400個を超える脆弱性「Achilles」が見つかる。Check Pointが発見
イスラエルのセキュリティー企業であるCheck Pointによると、QualcommのSnapdragonに、400を超える脆弱性が見つかったという。同社はこの脆弱性問題を「Achilles(アキレス)」と名付けている(Check Point、PC Watch)。
発見された脆弱性はSnapdragonに含まれているDSPに集中しており、写真、ビデオ、通話録音、リアルタイムのマイクデータ、GPSおよび位置データなどを入手可能になるほか、標的型サービス拒否攻撃などにより、保存されているすべての情報にアクセスできなくすることもできるとしている。このほか、マルウェアなどの悪意のあるコードを仕込まれて、削除できなくなる可能性があるとしている。
同社はQualcommにこれらの調査結果を開示、同社はそれを認めたとしている。この件に関連するスマホメーカーなどの各ベンダーに連絡した上で、共通脆弱性識別子(CVE)を割り当てたとしている。具体的には、CVE-2020-11201、CVE-2020-11202、CVE-2020-11206、CVE-2020-11207、CVE-2020-11208、CVE-2020-11209となっているが、それぞれのベンダーがが対策するまでの期間は、これらの脆弱性に関する技術的詳細を公開しないとしている。
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