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大正大学、AI活用したオンライン入試導入へ エデュラボの「CheckPointZ」
大正大学は、10月に実施予定の総合型選抜と11月に実施予定の学校推薦型選抜でオンライン入試を導入する。試験には、EduLab(エデュラボ)が開発したオンライン試験監督システム「CheckPointZ」を活用する。なお、従来の対面による入試方式を希望する受験生も多いことから、対面での入試方式も同時に実施し、受験生は出願時にどちらかを選択できる。
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学校の休校や、高校総体の中止など、新型コロナウイルスの感染拡大は、高校生の生活に大きな影響を及ぼしている。また、多くの資格試験や検定試験は、延期や規模縮小を余儀なくされた。このような状況のため、文部科学省はオンライン入試の導入など、各国公私立大学に入学試験に工夫を求めていた。今回の大正大学でのオンライン入試の導入は、新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、文部科学省の要請に応えたものとなっている。
エデュラボは、東京やシアトルなどを拠点として、学力測定技術、能力検査・試験の開発など、教育ITソリューション・プラットフォームを提供。大正大学が導入を決めた「CheckPointZ」は、エデュラボが旺文社と提携して開発したAI活用型のオンライン試験監督システムだ。
試験中の受験者の様子やパソコンの操作ログなどを全て記録し、受験の様子はAIと監視員の双方で確認する。AIによるチェックに関しては、受験者の目線の動きを追うアイトラッキングをはじめとした様々な技術を活用し、人間では見落としがちな不正行為も捉えられる。最終的には人間の目でも受験者の行動を確認することで、より厳密に不正行為をチェックできる。
「CheckPointZ」は、他の大学でも導入を検討しており、エデュラボでは入学試験や学内試験でも活用できるよう、より厳密な本人確認や不正チェックのためにAIエンジンのチューニングを続ける方針だ。(記事:まなたけ・記事一覧を見る)
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