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iPhoneのショートカットアプリ、警察への自衛手段の1つとして注目される
Anonymous Coward曰く、
5月に発生した白人警察官による黒人男性の暴行死事件がきっかけで、Appleが2018年にリリースした「ショートカット」というアプリが注目されている。
このアプリを利用し、iOSデバイスに対して「Hey Siri、I’m getting pulled over(ヘイSiri、警察に止められたよ)」というフレーズを発声するだけで警察とのやり取りを記録できるようにする設定「POLICE」をとあるユーザーが作成。それがSNSで広まり、このアプリの存在が注目されることになったようだ。
具体的なショートカットの動作としては、再生中の音楽を停止して画面を暗くして消音モードにした上で、現在位置の情報を取得して指定の連絡先にメッセージを送信したのちカメラでの動画の撮影が開始するというもの。録画された動画は、連絡先の相手に送信したりクラウドストレージに保存できるという。POLICEは公開されており、誰でも利用が可能。
なお、使用にはショートカットアプリをあらかじめインストールしておく必要がある(FOX 29 News、HYPEBEAST.JP、GIGAZINE、Slashdot)。
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