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ソニーの2019年度スマホ販売台数、前年度に引き続き半減
headless曰く、
やや旧聞となってしまったが、ソニーの2019年度スマートフォン販売台数が前年度から半減していたそうだ(2019年度第4四半期連結業績補足資料: PDF、Digitimes)。
5月13日にソニーが発表した2019年度第4四半期連結業績補足資料によれば、2019年度のスマートフォン販売台数は320万台。2018年度の650万台から半分以下に減少している。四半期単位でみると2018年度はすべての四半期で100万台を超えていたが、2019年度で100万台を超えたのは第3四半期(130万台)のみ。2018年度も2017年度から半減しており、2年連続の半減となる。
第4四半期(2020年第1四半期)はCOVID-19も影響したとみられるが、前年同四半期比70万台減の40万台(-64%)となっている。Digitimesによれば、過去10年間で最低だという。ただし、PlayStation 4やテレビ、デジタルカメラといった製品の販売台数も減少しているものの、減少幅は33~42%にとどまる。第1四半期~第3四半期の合計を比較しても2018年度の540万台から2019年度は280万台に減少しており、COVID-19の影響がなくてもほぼ半減したとみられる。
ソニーは2019年度の業績説明会で「スマートフォン市場の減速を注視」と述べている(PDF)。実際にスマートフォン市場は縮小傾向がみられるものの、毎年半減するような勢いではない。機構改革を進めるソニーでは、2月にソニーモバイルコミュニケーションズによるソニーモバイルコミュニケーションズジャパンの吸収合併を発表(PDF)している。今後はどうなっていくだろうか。
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