新型コロナ関連の迷惑メールが大きく増加

2020年4月22日 20:23

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記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 コロナウイルスによる新型肺炎(COVID-19)の世界流行に乗じて、それに関連するフィッシングメールやスパムメールが増加しているそうだ(BBCZDNetSlashdot)。

 Googleは毎日約1億通のフィッシングメールをブロックしているが、そのうち約2.5%がCOVID-19関連のフィッシングメールで、4月第2週にGoogleがブロックしたCOVID-19関連のフィッシングメールは合計で約1800万通に上るそうだ。また、COVID-19関連のスパムメールも増えており、過去一週間分のスパムメッセージのうち、約5分の1がコロナウイルスに関連するもので、一日にブロックするメッセージは毎日2億4000万通にも上るそうだ。

 ほかのサイバーセキュリティ企業の調査でも、今回のパンデミック中に悪意のあるフィッシングメールは667%増加したとしている。こうした悪質なメールなどに対抗するため、Googleは「Gmail」のセキュリティ機能に機械学習モデルを適応させている。これにより、99.9%以上がユーザーに届かないようにブロックできると主張している

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